校長あいさつ (第25代校長 宮城 洋之)
校長あいさつ (第25代校長 宮城 洋之)
昨年12月に文部科学大臣から中央教育審議会に学習指導要領改訂に向けた諮問がなされました。諮問の冒頭では私たちの未来について「社会や経済の先行きに対する不確実性がこれまでになく高まって」いることを指摘し「子供たちは激しい変化が止まることのない時代を生きる」と述べています。学校教育の最前線にいる私たち教職員の肌感覚としても、例えばコロナ前/コロナ後の変化が現在の学校教育に与えている影響についてははっきりと認識できることであり、これまでの歴史を振り返っても学校の在り様が様々な社会状況とリンクしてきたことは明らかです。
では、「不確実性が高く、激しい変化が止まることのない時代」はこれからの学校や子供たちにどのような影響を及ぼしていくのでしょうか。
第一中学校はこうした時代変化の影響を受け身の姿勢で待つのではなく、未来に向かう持続可能な学校教育を主体的な攻めの姿勢で構築していくことを目指します。そのためにも、これまでに学校教育が大切にしてきた本質を見失うことなく、今を生きる子供たちに必要な取組みは前例にとらわれずに挑戦する「不易流行」の年として令和7年度を位置付けます。
更新日:2025年04月02日 10:12:17